
赤谷川笹穴沢
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【期 日】
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2003年8月29日夜〜30日
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【メンバー】
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中村み(記録) 中村お
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どうも笹穴沢に行くときは天気についていない。前回も朝になったら雨が降りだし、川古温泉で引き返している。今回もどうするか迷ったが、どうしてもあの写真のくの字に広がるナメ滝が見たくて、とりあえず出かけてみることにした。
川古温泉に到着したのが遅かったため、12時間強の行動予定にもかかわらず出発したのが朝6時。少し前に隣りの車の男女も出発する。立派な砂利の赤谷林道は、川古温泉裏にある3つのゲートで一般車の進入が禁止されている。下山予定の大源太山への登山道を分ける橋を過ぎると急に道が悪くなり、林道終点の看板の先の踏跡を少し入ると、やっと笹穴沢の出合となる。林道歩きはたっぷり1時間30分。出合では先ほどの男女が遡行を開始するところだった。時々パラリと落ちる雨は気になるが、何とか午前中はもちそうだ。
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| 左俣を分けた後の30m滝 |
25m滝 |
しばらくは大岩ゴーロ歩き。岩を乗り越すことばかり考えていたら、金山沢出合を見落としてしまった。しばらくすると5m滝で4人組の先行者に追いつく。その先は大迫力のクロガネ岩峰を正面に見据え、沢は右手へ屈曲。左俣を分けた先の滝では余りのヌルヌルさに途中から念の為ザイルで確保。その先の25mの滝は左手より登るが先に上った相方が途中でピクリとも動かなくなった。ここもつるつる滑るというのでザイルを出し確保。ハーケンが3枚ほど打ってあった。
30m滝は左手の草付より登り始めるが、上部に傾斜のあるナメ滝が続いており、ヌルヌルするので草付を慎重にトラバース。しばらくするとドーンとメインエベントの大ナメ滝が現れたが、フリクションの限界に挑む、みたいなナメ滝は実はとても苦手だ。それにここは直登出来そうにないので、右手の広い草付から行くが、所々ぬるりと光る岩肌が出ているが、わりとしっかりとした草だったので何とか助かった。
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| 大ナメ滝 |
楽しみにしていたの美瀑のはずが・・・ |
このあたりからガスが降りてきて視界は徐々に悪くなる。大ナメ滝の上部で一息ついてふと後を振り返ると・・・、もしや・・・あの写真で見た扇状に広がるくの字に曲がるナメ滝というのはこれか?・・・。 白く霞んでぼんやり浮かぶ水の流れを見つめて思った。沢登りは青空の下爽やかに登るのがやっぱり気持ちいい。
上部に続く小滝を忠実に詰め、笹薮を少し分けると草原となりトラバース道に出る。右手に少し進むと仙ノ倉山からの登山道に合流し、ひと登りで風の吹き荒れる平標山頂に到着した。周囲はガスで何も見えないないが、山の家に向かうハイキングの人達の後姿がちらりと見えた。山の家に到着すると雨。三国峠から大源太山へ道を分けるあたりから、雨が激しくなってきた。しかもこの道は荒れている。所々背丈まで伸び切った笹薮を分けながら、ほとんど登られていない、かすかな踏み跡をたよりにひたすら続く急坂をヘッ電で下山。もう真っ暗で道がわかりにくいっ、と泣きが入る寸前のところでなんとか登山口の看板に出た。赤谷川橋までの渋沢林道は荒れており、ヘッ電に集まる蛾を除けながら歩いていると、どうやって入ったのか赤谷林道の途中まで車を乗り入れて雨の中キャンプをしている若者のグループがいた。登山口からたっぷり1時間半歩いて川古温泉着。日帰り入浴(1000円)は10-16時だが、宿の好意で冷えた体を温めることが出来た。こじんまりとした石敷きの湯船の底からボコッボコッと沸き出るぬるめのお湯は、温泉成分たっぷりで体の芯からポカポカになります。
14時間に及ぶ山行にやっとのことで車に辿りつくと、駐車スペースにテントを張っていた釣り人が出てきて、隣りの車の男女がなんと5時には下山したと教えてくれる。山の家の前の沢から頂上をピストン、沢を下降してきたとのことだが、その健脚ぶりには恐れ入る。
水に濡れたアスファルトが気持ちいいのか、蛙が気持ち良さそうに雨に打たれているのを除けながら、楽しみにしていたナメ滝が見えなかったのは残念だったが、しばらくリベンジはいいかな、と長丁場の山行にすっかり疲れ果ててしまった。
【行 程】
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8/30
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川古温泉(06:05)−笹穴沢出合(07:35-55)−25m滝上(11:55)−大ナメ滝上(12:50)−平標山頂(14:45-50)−平標山の家(15:20-45)−大源太山(16:35)−黒金山登山口(18:30)−川古温泉(19:50)
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