ホームページリンク Home山行記録(最近)2003年山行報告


池山吊尾根〜北岳往復のはずが…。

2003.11.22−24


 古い岳人の記事を読んで池山吊尾根から北岳というロングコースを冬山の訓練に…とボッカをかねて計画した。今年の夏に沢登りで扇沢に入り、南アルプス・スーパー林道が通行止めであることは知っていた。しかしスーパー林道は人も通行止めだとは知らなかった。


 夜叉神峠から監視員がいるゲートをくぐり鷲住山下降点にむかう。ふらふら歩いていると鷲住山への途中で交通規制があり、1時間ほどの足止め。しかたがないので池山吊尾根を眺めていた。しかし周辺の山は晩秋で、北岳も山頂付近にしか雪がない。景色としては雪が着いているので絵になるがいかんせん、尾根に雪がないのはいただけない。池山吊尾根は超ロングの馬鹿尾根だし、途中水も簡単に得られない。冬のプラ靴で雪がない道を歩くのも・・・といろいろ考えていると池山吊尾根を登るのが面倒になり、広河原から夏道を登ってしまおう・・・と計画を変更する。今回の目的である訓練はどこへやら?結局楽なほうに逃げてしまった。


 広河原には11:00に着く。大樺沢を夏道どおりに登る。二俣には14:00頃着く。今日の大樺沢の状態はほとんど夏と同じだ。ただ、バスや車が広河原に入っていないので登山者は私たちだけだ。二俣にあったトイレが畳まれていた。


 翌日は3:00起床、5:00出発、草すべりのコース途中でモルゲンロートの朝を迎える。今日は各4リットルの水がザックに入っている。重い。北岳を越え、池山吊尾根を下り、当初の予定のお池小屋に泊まる予定だ。小太郎尾根との合流の稜線にあがったのが7:20、2時間かかった。ここからアイゼンをつける。日陰では所々アイスバーンになっていた。肩の小屋に8:30−45、山頂に9:50−10:10、だんだんコースタイムをオーバーしていった。


 山頂までは風が強い。途中アイゼンが緩み、付け直す。やばい、やばい。この時富士山では滑落事故が起きていた。山頂では360度の大パノラマ。めったにない天気に正月もこんなだったらな〜とボヤキがもれる。


通行規制

モルゲンロートの北岳

肩の小屋

 

山頂にて

雪のない池山吊尾根

間ノ岳

 

 難所の八本歯を越え、ボーコンの頭で道を間違え、池山お池小屋に15:30、時間が許せば下の林道まで降るつもりだったが、結局、お池小屋にお世話になる。翌朝3:00起床、なんと5:20出発、真っ暗い中、右往左往で義盛新道を下る。ものすごい急下降。6:00に下の林道に着き、7:00につり橋を渡り終え、鷲住山の急登に取り付く。時間が早いので8:30までに林道の通行規制をくぐってしまおう・・・と思っていたのは私だけ・・・?パートナーは何でそんなに急ぐのかと怪訝に思っていたらしい。でもおかげで通行規制区間を早々にクリア、夜叉神峠Pに10:00につく。


これからハイキングに出かける人が到着する中、渋滞に巻き込まれないよう、早々に下山した。

(塩見記)


バットレス

白い雷鳥

池山お池小屋