ホームページリンク Home山行記録(最近)2004年山行報告



日時 2004年4月3日(土)
メンバー  中村お 中村み


 去年、会津駒ケ岳に通い続けてスキー登頂に成功した日、北方向にそびえる真白な斜面を持つ山がとても気になった。それが三岩岳とわかり、南尾根から偵察に行った1月続き、今回は小豆温泉よりトライしてみた。


 窓明の湯を出発したのは朝7時過ぎ。1月の時は積雪で取りつけなかった、スノーシェッドの屋根に登る登山口の斜面は予想以上に雪がない。真中の鉄階段を上り詰めると黒檜沢に出た。沢はデブリだらけで、流れも顔を出している。途中で単独の先行者を抜き、両岸の迫るデブリで埋め尽くされた950m地点から左岸に渡り、尾根に取りつく。見た目以上に急な斜面で、荷の少ないザックに付けたスキーが、前後左右に揺れて雪面や木に引っ掛かり上手く登れない。腐れ雪を踏み抜きながら、なんとか木の根や相方の助けを借りて登り切り、後ろを振り返ると、あまりの悪戦苦闘ぶりを見てか、単独者は一度担いだ板を下ろし、沢通しに行ってしまった。


 そのままやせ尾根をつぼ足で進むと、登山道の看板があり、1050mくらいから快適にシールで登れる広い尾根になる。尾根の上部はわりに急でカリカリなので、途中でスキーアイゼンを装着。1550m地点で右手から尾根を合わせると、ますます広い好斜面となる。いい斜面が続くねと話していると、ガスがかかり雪が降り始めてきた。あと1時間くらいで山頂を踏めると思ったのだが、広い斜面、赤布もわからなくなるくらいガスが濃くなってきたので、窓明山からの尾根と合わせる地点で登高終了。早々に滑りに入る。


 カリカリの雪に程よく粉雪が載った長い緩斜面で、板を揃えて滑る練習。行きのルートは滑降には不向きなので、帰りは尾根ルートにある登山道の斜面を行く。どこまでも続くブナの疎林が、まるで山スキーのためにある尾根のようだ。好ルートに感激していると、下部で急に湿雪となり、最後は土が所々顔を出したヤセ尾根を横滑りでずり降りると、ようやく小豆温泉スノーシェッド入口に到着した。(中村み)


小豆温泉スノーシェッド

黒檜沢

 

デブリに苦労

この辺から右手の急斜面に取り付く

 

三岩岳

やせ尾根

 

ブナの疎林

右手からの尾根に合流する

 

広い斜面が続く

 

オオシラビソの稜線

快適な滑降道

 

ここから急に雪が重くなる

899m地点からの最後のやせ尾根


コースタイム

07:15

小豆温泉 窓明の湯前

08:20

尾根取り付き

10:30

広い尾根

13:10−25

1850m地点

15:55

小豆温泉スノーシェット入口