ホームページへリンク Home山行記録(最近)2007年山行報告

滑床の連続と大滝と

名取川禿沢

【期  日】

2007年9月16日

【メンバー】

澤田 今井 長谷川 楠田 関口


 名取川流域では大行沢へ行ったことがある。源頭部に連続する滑を見て、『天国のナメ』と雑誌で紹介されたのも納得と思ったが、今回遡行した本流源頭部は、それ以上に素晴らしい滑を有する沢と言えるのではないだろうか。

美しい滑床が続く 見事な滝も

 二口峠に通じる林道を、ゲートで閉ざされた所まで車で入る。ちょうど標高595mの橋が架かる地点で、沢へ降り易そうな所を探して少し林道を進んでから入渓。既にそこから滑床となっており、以後滑はほとんど途切れることなく続く。所々に滝もあるが、いずれも容易に越えることができ、連続する滑にちょっとアクセントと添えるといったところか。

 標高870mの二俣、澤田さんが以前来た時は左へ進んだそうで、仙台神室の方へ突き上げる。特に困難なところも無く、楽しい遡行ができたと言う。ただ、二口峠から下山となると、尾根を歩く距離が長い。今、天気は良いのだが、予報は芳しくない。早めに道へ出ようということで、右へ入る。

 ところが、幾つかの滝を越えると、突然壁に挟まれた大滝が出現。右岸を巻いて越えようとしたら、奥には更に大きな滝が控えている。あれをまともに越えるには、40〜50mザイルが必要か。今回は滑の沢ということで、そこまで準備はしていない。結局、巻き続けることにしたが、傾斜の強い草付に思わぬ苦労を強いられる。一旦尾根まで上がり、滝の上部へ降りたが、途中で覗いた谷の中は、釜と滝が連続していた。

 詰めは、早く帰ることができるようにと、1272mと1239m峰の鞍部を目指す。沢は再び滑床となり、またずっと続く。そして、なんと道に出る数十m手前まで沢型を辿ることができた。

 天気は悪くならず、山頂へ行ったことの無い4名で、山形神室を往復する。澤田さんは鞍部で休み。山頂からの視界は良く、蔵王、月山、仙台市街などが見渡せた。

 二口峠までは、山道歩きだが、幾つか峰を越えていくので、けっこう疲れる。ただ、名取川を挟んで聳える磐司岩は、見ごたえがある。二口峠からは、くねくねと曲る林道を延々と歩き、出発点へ戻る。

【行 程】

9/16

標高595mの橋(7:35)−標高870m二俣(9:40)−沢へ戻る(12:20〜12:35)−1272m,1239m鞍部(13:05〜13:25)−山形神室(14:00)−二口峠(16:20)−標高595mの橋(17:15)

【1/2.5万地図】 作並、山寺