ナメが続く沢は詰めが核心部?
房総 待崎川
海の幸と沢登り
|
【期 日】 |
2008年1月19日〜20日 |
|
【メンバー】 |
今井 楠田 澤田 土川 長谷川 森脇 柳 関口 |
千葉県南部、房総の照葉樹に覆われた山々の風景は、千葉県育ちの私にとって郷愁を感じさせる。そんなこともあって、過去に何回か房総の沢を遡行してきた。今回も、その流れで計画したものである。
『沢登り』といえば、夏の山行が当たりまえだろう。でも、房総に関しては冬が適期と思う。1月には水仙や菜の花が咲くほどで、冬でもあまり寒くはない。(今回は寒波が入ったが、それでもあの程度?!)むしろ夏は暑すぎる。12月上旬なら紅葉が綺麗。川は水量少なく、滑が主体で、水深も浅い。冬以外の季節は、ヒルが出る。そして、なにより地元で獲れる魚がうまい。
今まで何箇所かの流域を遡行してきたが、前回から鴨川を流れる待崎川に入っている。中流には保台ダムがあり、源流は元清澄山(344m)など。この山には、『関東ふれあいの道』が通っている。近くには東大演習林もあり、房総としては比較的自然が残っている。
1月19日
19日は、現地へ行くだけ。午前中に集合し、車で安房天津へ。ここで魚を仕入れてから泊場へ。特大アジの開きを七輪で焼きながら宴会。魚がうまいうまい。沢より、これが目的とも……。
1月20日
朝、保台ダムへ移動。ダム湖畔の遊歩道を通り、バックウォーターの先から入渓。前回は大周遊コース南側の支流を遡行したので、今回は北側の支流へ。最初から滑床で、以後ずっと滑が続く。南側の支流より滑の部分が多い。『当り』かな。滝と言えるほどの滝は無く、沢床は平だが、蛇行が激しく、両岸は登るのも困難なほど傾斜がある。これが房総の沢の特徴。途中で、転落したのか毛皮だけになったイノシシの死骸を見る。
遡行中はほとんど平だった沢も、源頭は急峻。忠実に詰めると行き詰る可能性もあるので、最後は尾根へ逃げる。この尾根も取り付きは急で、慎重に登る。稜線に出れば道があり、少し歩けば元清澄山山頂に着く。樹木が茂り展望は無いけれど、テーブルとベンチがあり、休憩。
下山は、大周遊コースを保台ダムへ。尾根は側壁が急峻で、小さなコブも巻かず忠実に尾根上を行く。登り下りが多くて、山の標高が低い割には疲れた。
山行からの帰り道、車窓から眺める道端には、水仙の花がいっぱい咲いていた。菜の花も、それから梅の花も咲いていた。
(関口 記)
![]() |
![]() |
| こんな滑滝も | 保台ダム |
【行 程】
|
1/20 |
保台ダム(8:10)−入渓点(9:00)−元清澄山(12:10〜12:35)−保台ダム(14:30) |
【1/2.5万地図】 坂畑 鴨川

